賃貸不動産業界の悪しき慣習３

その１
http://kur0kab1.blog.shinobi.jp/Entry/18/
その２
http://kur0kab1.blog.shinobi.jp/Entry/19/
を先に読んでね＾＾

その２で書きましたが、
隣に中国人女性が引っ越してきました。
そして、歌を歌うようになります。

窓を開け、ドライヤーを掛けながら、甲高い声で歌います。

経験のある方もおられると思いますが、
ドライヤーを掛けながら歌を歌うと、
ドライヤーの音で自分の声が聞こえづらくなり、
自分の声が掻き消されているような錯覚をおこし、
普通よりも大きな声を出すようになります。

でもまあ、髪を乾かしてる間だけというのもあり、昼間だったら普通に我慢してきました。
我慢と言うか許容範囲ですね。（俺は絶対やらないけど）

しかし一昨日の晩、事件は起こりました。

夜中の２時３５分、またもや寝ているところを起こされたのです。
基本的にみんなが寝てる時間なので、当然、音を抑えようとすべき時間帯です。
にもかかわらず、窓をあけ、自ら進んで大声をだしたわけです。
まあ去年にもそういうことは何度かあったんですけどね。

これは軽く注意しないとズルズルいくなぁと考え、
隣室のドアにメモをはさんで置きました。
「夜中に大声で歌わないでください。寝ているところを起こされました」などと書いて。

そして翌日。メモが無くなっていたので、本人に伝わったかなぁと思っていたところ
昼ごろに管理会社から電話がかかってきました。

いつもの中年女性だ。
管理会社「○号室にメモが挟んであったんですが、何か心当たりはありませんか？」

隣の中国人女性は日本語が不慣れなもので、管理人に相談し、
それが管理会社に伝わったようだ。

私「ああ、それは私が挟みました」

管「△さんは歌なんて歌ってないと言っています」

私「あぁ、そうなんですか。いつもドライヤーを使うときに歌ってるようですけど」

管「それって何分間くらいのことですか？」

私「うーん、髪を乾かしてる間でしょうから、５分くらいですかね。わからないですが。」

管「あの、５分くらいの事を我慢できないなんて、どうのこうの（聞き取れなかった）」

私「いやいや、何分とかじゃなくて、寝てるとこを起こされたんで、それが問題なんですよ」

管「え、何時ごろですか？」

私「２時３５分です」

管「そうだったんですか」

私「ええ、メモにも書いてありますよ」

管「それは管理人さんから聞いてませんでした。でも日本語の分からない外国人の方もいらっしゃるので、そういう話は管理人さんにまず相談してください」

私「いや、管理人さんに言っても今まで解決したためしが無いですから、自分でやってるんですよ」

管「隣の方も上の方も出ていってもらったじゃないですか！あなたのせいで」

（私のせいになってるぅぅ！）
（しかも上の人の事は知らない！）

私「いや騒音のせいですけどね」

管「な、隣(前住んでた男性)の件は、風呂場の床板が壊れてたせいでしたから、隣の方が悪い訳じゃないんですからね」

私(別に隣の人のせいだなんていってない。騒音のせいだと言っている。しかも結局、俺のせいじゃないじゃん)
「いや、だから、それは管理人立ち会いで原因を調べようって話したじゃないですか。その前に出ていっちゃったんでしょ？」

管「いや、原因を調べてから出て行かれたんですけどね。とにかく私だって管理人さんだって色々やり取りしてたんですから」

(結局、俺抜きで勝手に原因調査おわらせられてるぅぅ！)

私「そうですか、分かりました。もう少し管理人さんを信用してみます」

管「(笑)はい、信用してください。」

私「そもそも、そういう途中経過とか教えてもらってないですからね」
(だからあんたらが頑張ってるかどうか知らん)

私「隣の人が出ていったときだって、なんの結果報告も頂いてないじゃないですか。管理人立ち会いで原因調べようって話をしたきり何にも音沙汰なしですよ」

管「それは、はい、静かになればいいと思ってました」

私「今度からそういうのを伝えて下さい」

管「はい(汗)、分かりました」

それから数時間後、再び管理会社から電話があった。

管「確認したんですが、確かにドライヤーは使っていたけど歌は歌ってないそうです。
　テレビもラジオも音の出る物は持ってないそうです。」　（してやったり口調で）

（まあそう言うわな。認めてしまったら責任を追及されるかもしれないのに、簡単に認めるわけが無い）

私「そうですか、分かりました。」

結局グレーなまま終わらせた。
こちらとしては、向こうに釘をさせただけで十分ですし、
一年間あちらの歌声を聞いてきた私としては聞き間違えではないという確信があるので、
初めから向こうの言い分なんてどうでもよかったのです。
あなたの歌声が聞こえてますよ、ということが伝われば解決するだろうと思ってました。

それはもういいんですが、
管理会社との会話で出てきた「あなたのせいで隣の男性は出て行ったんだ！」という発言。
軽く驚きました。

ユニットバス周りの床板が壊れていて、踏みしめたときに大きな音が出てしまっていたらしく
それが騒音の原因だったわけですが、
原因が分かったのに何で私のせいにしてんの？！

隣の部屋の設備が壊れていたことによる騒音を、俺が我慢し続けなければならかなった？
睡眠を妨げられながら耳栓をして過ごして行かなければいけなかったのか？

そんな馬鹿な（笑）

本来、隣の男性が長い間使い続けて設備が壊れてしまった場合、隣の男性は管理会社にそれを報告しなければならない。（借りているものを悪化させないようにする為）
そして管理会社はそれは修理しなければならない。（家賃に見合う状態にする為）

その２人の当事者が、その問題に関して面倒な対応をしなければならないのは仕方ないことですが、
たまたま隣に住んでいた無関係の私が、毎晩のように眠りを妨げられ、
睡眠不足でヘロヘロになりながら会社勤めしなければならないなんて、理不尽もいいところでしょう。
その上、私がトラブルの原因かのように言われるなんてたまらん。

ほんと、このままじゃ駄目だね。
賃貸不動産業界の悪しき慣習。

ちなみに、その２に書いた話をもとに、
「集合住宅における騒音トラブル防止ガイドライン」を作成し、
東京都にメールした。

まあ、荒～い案ですけどね。

集合住宅に住む者は、自分が借りた、または購入した空間の中で、
自分が出した音を完結させるように勤めることが社会の筋である。
というのが軸になっています。

おそらく返答はないでしょう。

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