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ミスター絡み辛いこと kurokabi のブログです
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人がなにか行動するとき、メリットやデメリットが発生する。
どちらか片方、もしくは両方。

例えば、新発売のゲームソフトを手に入れたい場合、
それを行動に移すときに以下のメリット・デメリットが発生する。
(カッコ内は度数)

メリット:ゲームで遊べる(70)
デメリット:お金が減る(30)、店へ行くための時間と労力(10)

メリット70デメリット40 となり、
その差分、メリット30が行動するためのモチベーションとなる。


しかし、もしも近所の店が潰れていて、電車で都心まで行かなければ買えない場合、

メリット:ゲームで遊べる(70)
デメリット:お金が減る(35)、店へ行くための時間と労力(40)

と、なるかもしれない。

その場合、デメリットの方が若干上回るので、
「うーん」と迷って結局買いには行かない。


また、都心の歯医者に行って治療をするという行動の場合

メリット:虫歯が治って痛みがなくなる(150)
デメリット:お金が減る(25)、歯医者へ行くための時間と労力(40)、施術が怖い(10)

メリット150デメリット75 となり、

歯医者には行くだろう。


そして、先ほど断念したゲーム購入だが、
「ああ、じゃあ今度都心に歯医者へ行くから、そのついでに買おう」と、
別の行動と抱き合わせで考えた場合、

メリット:虫歯が治って痛みがなくなる(150)ゲームで遊べる(70)
デメリット:お金が減る(55)、都心行くための時間と労力(40)、施術が怖い(10)、歯医者に行く日までゲーム出来ない。(20)

メリット220デメリット125となり、

歯医者へ行く日にゲームを購入できる。


つまり、普段から我々が何気なくしている行動判断は
メリット・デメリットのバランスによって決定されているわけだ。

自分にとってのメリットがデメリットよりも上回ったときだけ、
人は自らの意志で行動するのである。

「なんだか打算的で嫌な考え方だなぁ」と思う人もいるかもしれないが、

例えば、
クラスの中に性格の悪い奴と性格の良い奴がいたら、
通常は性格の良い方と友達になるだろう。

性格が悪い奴と関わるということは、不快な思いをさせられる。
それはデメリットが高まることだ。
だからそいつとは友達にならない。

結局、無意識的にメリット・デメリットのバランス(差)を考えて、
自分にとってメリットが多い方へ、デメリットが少ない方へ判断してるのだ。

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